2本足で立ち上がる姿で人気を集めた千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太」は歯の病気の治療のため公開が中止されていましたが、治療が終わり、およそ5か月ぶりに元気な姿をあらわしました。

千葉市若葉区の千葉市動物公園で飼育されているレッサーパンダの「風太」は、背筋を伸ばして2本足で立つ姿が話題になり、全国的な人気を集めました。

「風太」は、昨年12月、歯の病気が悪化したため公開を中止していましたが、このほど無事治療が終わり10日、およそ5か月ぶりに公開が再開され元気な姿を見せています。

「風太」はことし7月5日で18歳となり、人間では80歳を超えているということですが、飼育員が差し出した好物のリンゴを食べるかわいらしい様子に訪れた家族連れなどが歓声をあげていました。

動物園によりますと「風太」は数年前からは高齢のため立つ姿は見られなくなったということですが、来園していた女性のグループは「風太くんは長生きをしてくれているので、ゆっくり過ごしてもらいたい。みんなに元気を与えてくれてありがとう」と手を振っていました。

飼育員の花田彬弘さんは「小さい病気でもすぐに命に関わるので、食べ物や体に誠心誠意気をつかっている。徐々に体力も戻ってきているのであたたかい目で見守ってほしい」と話していました。

レッサーパンダ、かわいい。。。飼いたい